- Date : 23 Jan. 2025 (Thu.)
- Place: West Wing, 6th floor, Colloquium Room and on the Web (zoom)
- Time : 16:00-19:30
- Speaker: Keiichi Yokoyama(Japan Atomic Energy Agency)
- Title:「量子ウォークを利用した同位体分離法の研究ーー社会実装へ向けた
技術上の問題点と現状について」 - Abstract:
放射性廃棄物の処理処分に同位体分離を組み込むことができれば、 長寿命放射性核種の短寿命化や地層処分の大幅な負担軽減につなが ることがわかっている。しかし、 現状よりもはるかに効率の良い同位体分離原理が必要であり、 解決の目処はまったく立っていない。その中で、 量子ウォークを用いることでこの問題を克服できる可能性が出てき た。理論上は、 現状よりも数桁高い分離係数も可能であることが示された。 これを受けて、 社会実装のためにどのような技術的課題があるのか、 検討が続いている。本セミナーにおいて、どのような課題があり、 現在どのような状態にあるのか紹介する。