- Date: 17 Nov. (Thu.)
- Place: W.W. 6th-floor, Colloquium Room and on the Web (Zoom)
- Time: 16:30-18:00
- Speaker: Etsuo Segawa (Yokohama National University)
- Title: 量子ウォークの快適度とグラフの組合わせ構造
- Abstract:
外部との流出入のある量子ウォークモデルは、ある条件のもと、時刻無限大で定常状態に達する。この定常状態によって、特徴づけられるグラフの幾何構造や、組合わせ構造について考察する。特に、このモデルのグラフの流入と流出の関係を与える散乱行列の特徴づけと、内部に滞在している量子ウォークの量(=快適度)が、ある全域部分グラフの族の個数の数え上げによって、与えられることを紹介する。