2. 信用リスクを用いた金融派生商品
7.1. Intensityモデルにおけるデフォルト相関
1. 信用リスクとは
2.1. クレジット・デリバティブ

デフォルト相関に関しては、各参照資産のintensityを定める際に考慮することになる。

6.1.1. Intensity(強度)モデル
7.3. 構造モデルにおけるデフォルト相関
2.1.1. CDS
7.2. ガウシアン・コピュラ・モデルにおけるデフォルト相関
6.2. 1ファクター・コピュラ・モデル
デフォルト相関をモデル化するために、各企業のノイズであるブラウン運動を次のような2 つの要素に分ける。任意のに対して、ブラウン運動を市場全体などのノイズである共通のファクターと企業固有のファクターを用いて

と表す。ここで、は、ブラウン運動であり、無相関である。さらに、に対して、は、互いに無相関である
2.1.2. CDO
本節では、各モデルにおけるデフォルト相関について記す。
6.2.1. 1ファクター・ガウシアン・モデル
6.1. Reduced-form(誘導)モデル
2.1.3. SCDO
6.2.2. 1ファクター・ダブルコピュラ・モデル
4. CDSに関する数学的な問題
6.3.1. マートン・モデル
6. モデリング(既存モデルの紹介)
6.3.3. 構造モデルの数値計算
3. デフォルト相関
6.3. Structural(構造)モデル
5. CDSの価格付け
6.3.2. ブラック‐コックス・モデル
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シミュレーション・サブグループの研究背景

ガウシアン・コピュラ・モデルでは, 等式(2) を見ていただければ、相関がモデルに組み込まれていることがわかる。

実際にこのモデルを使用する場合に用いられることのある相関の1 つに、各企業間の相関を一律としたインプライド相関と呼ばれるものがある。この相関は、現在のCDS 価格と等式(3) をもとにキャリブレーションを行い定めたものである。

(各インデックスにおける相関のスキューについてシミュレーションすることがあれば書き加える?)
サイト管理者へのメール | 免責事項 | 2010年4月9日更新
大阪大学 金融・保険教育研究センター(CSFI) 

7. モデルとデフォルト相関









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